ミャンマー出身社員との交流会を通じて感じたこと

5月、当社で働くミャンマー出身の特定技能社員7名との交流会を開催しました。

現在、彼らはそれぞれ異なる店舗で勤務しており、日頃から顔を合わせる機会が多いわけではありません。そこで今回は、社員同士の交流を深めてもらうとともに、日々の仕事にどのようなやりがいを感じているのか、また、困っていることや不安に思っていることはないか、私たち自身が直接話を聞く機会にしたいと考え、この場を設けました。

当日は、少しでも日頃の感謝を伝えられればという思いから、会場にミャンマー語で「いつもお疲れ様です」という言葉を掲げて皆さんを迎えました。

交流会の冒頭では、一人ひとりに「仕事で感じているやりがい」と「これからの目標」について話してもらいました。事前には「1分程度で構いません」と伝えていましたが、中には自分の考えを紙に書き、きちんと準備をしてきてくれた社員もおり、その姿がとても印象に残っています。

慣れない日本語で、自分の考えを整理し、人前で伝えることは決して簡単なことではありません。それでも、自分なりの言葉で一生懸命に伝えようとする姿を見て、目の前のことに誠実に向き合う姿勢というものは、こういうところに表れるのだと感じました。

仕事に限らず、与えられたことに対してどのような姿勢で向き合うかということは、その人自身を表すものだと思います。短い発表のためにもしっかりと準備をし、自分の思いを伝えようとしてくれたことに、私は大変心を動かされました。

発表のあとは、皆で楽しみながらお互いの国について知ることができるよう、ミャンマーに関するクイズと日本に関するクイズを行いました。

彼らに日本のことを知ってもらうことはもちろんですが、私たちの側も、せっかく一緒に働く仲間なのですから、ミャンマーという国や文化についてもっと知る必要があると思っています。

クイズを通じて場の雰囲気も和らぎ、そこから自然に会話が広がっていきました。話題はミャンマーで人気のあるものや音楽の話へと移り、一人ひとりに好きなアーティストを聞いてみると、私たちにとっては初めて耳にする名前も多く、思いがけずミャンマーの文化に触れる楽しい時間となりました。

日頃、一緒に仕事をしているだけでは、その人がどのようなものに興味を持ち、どのような文化の中で育ってきたのかまで知る機会はなかなかありません。しかし、こうした何気ない会話の積み重ねによって、お互いの距離は少しずつ縮まっていくのだと思います。

また、交流会では、それぞれが勤務する店舗の店長から寄せられた感謝の言葉を、事業部次長から本人たちへ伝える時間も設けました。

日頃の仕事ぶりを最も近くで見ている店長からの言葉ということもあり、皆さんが嬉しそうに耳を傾けている姿が印象的でした。自分の仕事を見てもらえていること、自分の存在を必要としてもらえていることは、国籍にかかわらず、働く人にとって大きな励みになるものだと思います。

さらに、休日の過ごし方について聞いてみると、皆さんで関東近郊のさまざまな場所へ出かけているとのことでした。入社した時期はそれぞれ異なりますが、すでに自然に良い関係が築かれ、仕事以外の時間も一緒に過ごしていると知り、私も大変嬉しく感じました。

母国を離れ、一人で日本へ来るということは、私たちが想像する以上に大きな決断だったと思います。言葉も文化も生活習慣も異なる環境で、新しい仕事と生活を始めるまでには、さまざまな不安や苦労もあったことでしょう。

そうした中で、今こうしてアクアの一員として、それぞれの店舗で真面目に仕事に向き合い、周囲の社員と力を合わせながら活躍してくれていることを、会社として本当にありがたく思っています。

今回、一人ひとりの話を直接聞き、普段とは違う表情にも触れることができたことで、その思いは一層強くなりました。

そして、彼らの姿を見ていると、遠くミャンマーで暮らしているご家族のことにも思いが及びます。日本という遠い国で、自分の家族が仕事に誠実に向き合い、目標を持ち、周囲の仲間と良い関係を築きながら生活している。そのことは、ご家族にとってもきっと誇らしいことではないでしょうか。

私たちにとって、彼らは単に海外から働きに来てくれた人たちではありません。同じ会社で働き、同じお客様を迎え、日々の仕事を支えてくれている大切な仲間です。

縁あって日本へ来て、さらに数ある会社の中からアクアを選んでくれた皆さんが、これからも安心して働き、それぞれの目標に向かって成長していける環境をつくることは、会社として果たすべき大切な役割だと考えています。

そして、いつか日本で過ごした時間を振り返った時に、「日本に来てよかった」「アクアで働いてよかった」と思ってもらえるのであれば、これほど嬉しいことはありません。

今回の交流会は、皆さんの声を聞くために設けた場でしたが、私たち自身にとっても、仕事に向き合う姿勢や、人と人との関係を築くことの大切さを改めて考える機会となりました。

これからも、国籍にかかわらず、一人ひとりの社員としっかり向き合い、それぞれが安心して力を発揮できる会社であり続けたいと思います。

皆さん、いつもありがとうございます。

これからも、同じアクアの仲間として、ともに歩んでいければと思います。