2月15日、三井住友銀行の新年のセミナー、親睦会で中国問題評論家、テレビでもお馴染みの 石 平先生の「中国の経済、政治情勢と日中関係について」の講演を聴きました。

上海や広州などの主要都市は不動産バブルで東京、大阪より土地の価格が高いそうです。

中国の国民所得は平均すると大体、日本の約5分の1との事です。

大きな格差を感じます。

2017年国有企業の借金は94兆円、民間企業の借金は把握出来ないが凄い額であることは間違い無い。

経営者に危機感は感じられず銀行に言えばお金を貸して貰えると言った価値観の様です。

2010年以降、中国の人件費も上がってしまい世界市場で競争力を失いミャンマーやベトナムに

生産の拠点を奪われ高い成長率を維持できなくなった。

2009年までは25%〜30%の成長を続けて来たものがいよいよマイナス成長に転落してしまった。

習近平国家主席の独裁化、人民日報の第一面は連日の様に習近平主席の顔写真で飾られ、中国では今や人民日報は、

習近平日報とまで言われているとの事です。

就任以来この5年は、権力で私腹を肥やし腐敗し切った役人を魔女狩りの様に摘発する事で国民の支持を得て来た。

腐敗した役人の悪行の証拠を目の前に示して、習近平主席への忠実を誓う書面にサインさせることで

自在に支配して来た話など、とても興味深かったです。

全く不勉強の分野だったので聞き入ってしまいました。

貴重な内容のお話をありがとうございました。

又、いつも法人営業担当の上村さんには大変お世話になっています。

熱心にいろんなご提案をいただき、閃きを頂いています。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

石平先生 ツイッター